多くの写真愛好家が定山渓の風景写真を撮っている中に月見橋からの定山渓大橋と高山橋を写した風景写真を時々見かけます。高山橋とバックに定山渓大橋です。
場所は北海道新聞社の保養施設の「
ぶんぶんの湯」の建物横にあるコンクリート板で出来た階段を下りていくと、
目の前には閉鎖している渓光荘が(日本通運保養所)が見えてきます。そして「
ぶんぶんの湯」の建物裏側と「ぶんぶんの湯」の源泉小屋が見えてきます。この場所で硫黄の香りが強くなりました。源泉がわずかに川にこぼれているのでしょうか?
あたりをキョロキョロ見渡すしと・・・・
湯気が
香りの強さと地表についている成分の色から温泉の湯に間違いありません!!これは超期待できそうです。「野湯」発見?と期待して近寄ると
渓光荘の廃墟と赤い吊橋が見えました。
この建物、渓光荘は定山渓温泉が出来た頃に高山さんって言う人が創立した温泉施設「高山温泉」が最初の名前ですが、後に渓光荘が(日本通運保養所)になりました。
上の写真に赤い橋があります。この赤い吊橋は高山温泉にちなみ「高山橋」にしたそうです。
今は閉鎖している渓光荘が(日本通運保養所)と赤い橋(高山橋)を定山渓温泉西3丁目側から撮影しました。北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目と定山渓温泉西3丁目を結ぶ吊り橋で、豊平川にかかる自動車の通行ができない人道橋です。長さ47.02m、幅1.5m。橋の位置は定山渓大橋の下側にあり両岸の土地の低く所にかかっています。
この赤い橋の下に
温泉が川へと流れ落ちています。どうにか下に下りる事が出来ないか?とキョロキョロ春の雪解け水で川が前回訪問のときより水が増えています。前は川底が見えて歩ける状態だったのに・・どうしよう~川岸へ下りて行くことができません。 何いい手はないのだろうかと赤い橋が見渡せる定山渓大橋へ戻る事にしました。
定山渓大橋から眺めた風景
写真左上に北海道新聞社の保養施設の「ぶんぶんの湯」(黒い建物)と各ホテルのコンクリートで囲われた岩場の泉源小屋です。写真じゃわかりずらいけど小屋からパイプが引かれ各ホテルへ張り巡らされています。
赤いやじるしの示している小屋が見えますか?湯が流れ落ちているコンクリート溝へとこの小屋がつながっているようです。やっぱり渓光荘が廃墟となり利用しなくなった温泉なのでしょうか?それとも渓光荘の使用しなくなった浴槽からのこぼれ温泉なのでしょうか?
定山渓温泉郷には珍しいくらいの硫黄の香りが強い温泉湯が、勿体無いくらいの量と勢いで川へと流れ落ちています。勿体無い!!
某ブログさんなら、きっとココにブルーシートを引いて簡易浴槽を作るんだろうな~と思いながら、風情がある赤い吊橋を揺らしながら渡りました。何かいい方法は最後まで見つかりませんでした。
この吊橋の周辺にも
川床の岩の割れ目から温泉が湧きだしていて(源泉場)それをコンクリートで覆い、そこに温泉水を引くパイプがはりめぐらされ、小屋から各ホテルへ温泉を送る施設がありました。定山渓にはこのような温泉施設が56箇所ぐらいあるそうです。
場所
札幌市南区定山渓温泉西3
北海道新聞社の保養施設の「
ぶんぶんの湯」の横の安定感の悪いコンクリート階段横
廃旅館 渓光荘の前 高山橋下
★じゅん★ブログさん(定山渓温泉探索)と温泉旅がらす旅伝さん(
豊平川の湯記事)にTBしています。
温泉旅がらす旅伝さんが同じ渓光荘の前 高山橋下の湯探しを2007年7月に散策に行きましたが、季節的問題なのか7月段階では干上がっていました。と報告がありました。